カーボンニュートラルという言葉をご存知でしょうか。
二酸化炭素の排出にともなう考え方のことで、大きく捉えた場合に二酸化炭素の総量は変わらないという意味です。
具体的にどういうことかといいますと、まず木質ペレットも薪と同様に燃焼させることによって、二酸化炭素は発生します。
これは燃焼する以上避けられないことです。
しかし木質ペレットの場合には、原料となるのは間伐材です。
間伐材はもともと森林に生えている木であるため、間引かれるまでは成長する過程で必要な分だけ、二酸化炭素を吸収しています。
そういった間伐材を原料としている木質ペレットを燃焼させた場合に、発生する二酸化炭素は成長過程で吸収した分だけとされています。
つまり、森からいただいた「間伐材というエネルギー」により二酸化炭素を発生させてしまっても、
それらは「森を育てるエネルギー」として循環してゆきます。
木質ペレットであれば「二酸化炭素の総量はプラスマイナスゼロ」となりますので、環境に対して悪影響を与えてしまわないように、オーブンを使用できるのです。
ガスや電気を使用することとの大きな差です。